結束バンドは日常生活シーンでも目にする機会が増えました。昨今では100円ショップでも販売されており、キッチン道具やカバン・文具に取り付けてラックに引っ掛けている方もいるほどです。このように多くの人が使用するに至ったのは、バンドが有しているある特徴が魅力的だからと言えます。その特徴とは一度締めたら緩まないというもので、メイドインジャパンの製品では唯一の世界特許規格となっているほどです。
結束バンドはもともとは塩化ビニール製のものでしたが、現在は用途・環境に応じた素材を使用して販売されています。その中のひとつが真鍮タイプの結束バンドで、沿岸一帯にあるソーラーパネルの固定に用いられるものです。真鍮とは銅と亜鉛の合金となっており、非常に高い強度を有している金属です。沿岸部だと常時潮風にさらされるため、塩化ビニールだとすぐに劣化してしまいます。
ところが真鍮であれば塩分が付着しても錆びることもなく、約20年は良好状態を保てるという特徴も備えているのが特徴です。沿岸部のソーラーパネルには必ず使用されており、厚さ1mmの極薄で長さ30cmの製品が主流です。結束バンドの特徴である凹凸がバンドの裏面に施されていて、さらに高い強度を有するためにバックルも備わっています。ナットとボルトで固定すれば、沿岸部の強風を受けてもソーラーパネルをしっかりと土台に固定し続けることが可能です。
市販もされているので、屋外で使用するのに向いている製品といえます。沿岸の結束バンドのことならこちら